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この度、CLTの対応可能な樹種として「桧杉ハイブリッド」が追加されました。2020年7月末にJASの追加認証の取得が完了したことにより、新たにCLTの商品ラインナップに加わります。
桧CLTは高い曲げ強度を発揮できますが、素材価格が杉と比べてやや高いために杉CLTよりも高い製品として認識されています。一方、杉CLTは桧のCLTよりも安価に製造できますが、曲げ強度は桧のCLTに対して2/3程度しか発揮できず、建物の設計を行う際に強度が不足すると言う問題が生じる場合がありました。
当社では、桧CLTと杉CLTの「良いところ取り」をしようと考え、CLTの曲げ強度が必要な外層ラミナ(CLTの外側に配置される挽板の事)に曲げ強度をだしやすい桧のラミナを配置し、CLTの曲げ強度にあまり影響を及ぼさない内層ラミナ(CLTの内側に配置される挽板の事)に杉のラミナを配置した『ハイブリッドCLT』の製品化を行いました。
桧杉のハイブリッドCLTは桧CLTに匹敵する「Mx90」の強度等級を発揮可能としながら、純粋な桧のCLTよりもコストを抑えて製造することが可能となっております。
なお、本件に関する詳しいお問い合わせは弊社まで直接ご連絡ください。
株式会社サイプレス・スナダヤ
TEL:0898-72-2421
E-mail:info@sunadaya.co.jp