株式会社サイプレス・スナダヤ

お知らせ

お知らせ

  • 2020.10.30

    CLTの対応可能な樹種に「トドマツ」が新たに追加されました。

    この度、CLTの対応可能な樹種として「トドマツ」が追加されました。2020年10月上旬にJASの追加認証の取得が完了したことにより、新たにCLTの商品ラインナップに加わります。

    トドマツは主に北海道に生育している針葉樹です。北海道には本州に多く見られる杉や桧などの針葉樹は少なく、その代わりにトドマツやカラマツなどの本州とは異なる種類の針葉樹が多く見られます。

    中でも、トドマツは日本の住宅の柱に利用される構造用集成材で現在最も普及していると言われる、欧州原産の「ホワイトウッド(日本名:オウシュウトウヒ)」に非常によく似た樹種で、杉よりもやや強い曲げ強度を発揮する事が可能であり、なおかつ日本人が好む白に近いクリーム色の様な材面の色合いが特徴です。

    北海道は全国でも有数の林業に力を入れる地域であり2019年度は330万m³の丸太の伐採が行われ、全国第1位の実績があります。その生産量は圧倒的で、同年第2位の宮崎県が200万m³の実績ですが実に130万m³の差をつけています。

    当社では、圧倒的資源を誇る北海道の針葉樹に着目し、トドマツをCLTに利用する事を考えました。これによって杉や桧では対応が難しかった北海道地域の『地域材』需要に対応したCLTのご提供を可能に致しました。

    トドマツ立木の写真
    トドマツ立木の写真
    トドマツCLTのマザーボード
    トドマツCLTのマザーボード

    なお、本件に関する詳しいお問い合わせは弊社まで直接ご連絡ください。

    株式会社サイプレス・スナダヤ
    TEL:0898-72-2421
    E-mail:info@sunadaya.co.jp

トップページへ戻る