米ヒバについて

極めて耐水性が強く、白蟻に対しても極めて強い抵抗力をもつ米ヒバ

極めて耐水性が強く、白蟻に対しても極めて強い抵抗力をもつ米ヒバ

学名をChamaecyparis nootkatensis (D.Don) Spach と言い、別名「アラスカイエローシダー」と呼ばれている木で、北米大陸北部西海岸沿いが主な産地であり、(特に、東南アラスカ・B.C.州バンクーバー島)天然林として、管理された中で、計画的に伐採が行われている、大変有用な樹木です。

学術的には、ヒノキ科ヒノキ属で、世界的にも数少ない桧の一種です。我々木材業界では、かつてこの木が我国に紹介された時に、材色は白色に近く、薄い黄色で「青森ヒバ」に似ている事から、「北米ヒバ」という意味で『米ヒバ』と俗称がついています。

材質は、極めて耐水性が強く、桧と同等の天然成分を持っており、薬剤を使わなくても、白蟻に対して極めて強い抵抗力を持っています。かつて鉄道の枕木が木材であった当時、米ヒバが多量に使用されていました。

米ヒバの丸太 : 川や海に浮かべて保管しています。
米ヒバの丸太
川や海に浮かべて保管しています

米ヒバの特徴

米ヒバの加工は容易で、その材質より鉄道の枕木、家屋の土台、船舶のデッキ、木槽、大型ホテル、商業施設等に使用されており、内装材 建具材としても多く使用されています。
現在、大径の国産桧の入手が非常に難しいことから、社寺の建築 改築等にも盛んに米ヒバが用いられており、又、歴史的建造物の再建にも使用されています。

  • 社寺の建築 改築寺社
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